「もしかして、私、ツインレイに出会えば幸せになれるのかな?」
「運命の相手と結ばれて、魂レベルで理解し合える関係になりたい!」
かつての私も、あなたと同じように、そう強く願っていた時期がありました。
長年の恋愛の悩みを抱え、「どうせ私なんか…」と自己肯定感が低かった頃、スピリチュアルな世界に傾倒し
「ツインレイ」という言葉に希望を見出していたんです。
ツインレイに出会えさえすれば、私の人生は変わる。 魂が共鳴する相手と結ばれれば、きっと永遠の幸せが手に入るはず…
そんな風に、どこか憧れにも似た気持ちで、ツインレイに出会うことばかりを考えていました。
「ツインレイに出会えて幸せです」
「ツインレイと共に生きています」
そんな素敵なメッセージを発信している人たちを眺めながら「私もああなりたい!」と強く思っていたんです。
でも、結論からお伝えすると、私はツインレイとされる相手とは結婚したのがわかりません。
では、今の私は幸せではないのか? いいえ、全くそんなことはありません。
むしろ、あの頃よりもずっと、心から満たされて、幸せな毎日を送っています。
この記事では、かつての私のように、
- ツインレイとの出会いを夢見ているけれど、なかなかうまくいかない
- 本当にツインレイと出会わなければ幸せになれないのかな?
- 自分の「好き」という気持ちを大切にしたいけど、どうしたらいいかわからない
そんな風に感じているあなたへ、私の実体験を交えながら、
- 「ツインレイ」に執着していた頃の私と、その時に出会えなかった理由
- 私が「ツインレイより大切なこと」に気づいた瞬間
- 「運命の相手」は、実は身近にいるのかもしれない?
- あなたが本当に望む「幸せな未来」を掴むためのヒント
をお伝えしていきます。
きっとあなたの心が軽くなり、本当に大切なものに気づくきっかけになるはずですよ。

「ツインレイ」に執着していた頃の私と、出会えなかった理由
私が恋愛で悩み、自己肯定感がどん底だった頃、「ツインレイ」という言葉は、まるで救世主のように輝いて見えました。
「ツインレイとは、自分に似た存在で、魂の片割れ」
「ツインレイと出会えば、自分のことを何でも分かってくれるはず」
「魂が共鳴する相手だから、私を丸ごと認めてくれるに違いない」
特に自己肯定感が低かった私にとって、「自分と同じ魂のツインレイなら、私をありのまま受け入れて認めてくれるだろう」
という思いは、とても大きなものだったんです。
「絶対にツインレイに会いたい!」
そう強く願い、出会った人たちが「ツインレイの条件」に当てはまるかどうかを必死になって探していた時期がありました。
まるで、チェックリストを埋めるように相手を見ていたような気がします。
でも、不思議なことに、そういう時ほど、本当に心が惹かれるような素敵な人には出会えませんでした。
出会いがあっても、どこか「違う」と感じたり、関係性が深まらなかったり…。
今思えば、その時の私は「ツインレイであること」を条件として相手を見ていて
その「条件」が一番大事!という感覚になっていたのかもしれません。
相手の人柄や、一緒にいて感じる居心地の良さ、心が惹かれる気持ちよりも「この人はツインレイの条件を満たしているか?」
というフィルターを通して相手を見てしまっていたんです。
もちろん、ツインレイの概念を否定するつもりはありません。
ツインレイに出会って、魂に必要な経験をしている人たちがたくさんいらっしゃることも知っています。
ただ、当時の私にとっては、「ツインレイに出会うこと」が目的になってしまい、それが逆に、本当に大切な「人」との出会いを
妨げていたのかもしれない、と今は感じています。
「ツインレイとか、どうでもいいわ!」私が本当に大切なことに気づいた瞬間
そんな風に、ツインレイという「条件」にがんじがらめになっていた私が、今の主人と出会った時のことでした。
彼と初めて会った時、正直に言うと「ツインレイとか、どうでもいいわ」と心の中で思いました。
もちろん、彼がツインレイかどうか、なんて一切考えませんでしたし、彼のことがツインレイであるかどうかを判断する基準も
その時の私にはもうありませんでした。
それよりも、彼と話していると、心が温かくなる。 一緒にいると、ホッと安心できる。 そして、何よりも
「この人のことが好きだな」と、シンプルにそう感じたんです。
そう、本当に大切なのは「自分が相手を好きだと思えるその気持ち」だったんです。
「ツインレイ」という言葉に、私は「自分を認めてくれる存在」という役割を求めていたのかもしれません。
でも、その頃には、自己肯定感を高めるための努力を重ねていたことで、少しずつですが、
自分で自分を認められるようになっていました。
すると、不思議なことに、もう相手に認めてもらう必要がなくなっていたんです。
自分が自分を認められるようになると、誰かに「魂の片割れ」として認められる必要も、なくなっていきました。
私が本当に欲しかったのは、「誰かに認められること」ではなく
「心から好きだと思える相手と、ありのままの自分でいられる関係性」だったんだ、と気づいた瞬間でした。

結婚生活で気づいた「自分とそっくりじゃない方がいい」理由
そして、結婚して生活してみると、自分とそっくりな性格ではない方が、むしろ良かったと思うことの方が多いんです。
私と主人は、基本的に真逆の性格をしています。 私が神経質で、すぐにイライラしてしまうことがあるのに対して
主人はおっとりしていて穏やか。 違いすぎて、最初は「理解しにくいな…」と感じることも正直ありました。
でも、私がピリピリしている時に、主人の穏やかなオーラに触れると、不思議と心が落ち着いたり、イライラが収まったりすることがたくさんあります。 私にはない視点や考え方を持っているので、新しい発見があったり、色々なことを教えてもらったりすることも多いんです。
まさに、お互いに「違い」を発見して、学び合っている毎日。
もし、本当に自分とそっくりなツインレイと結婚していたら、毎日が同じような価値観のぶつかり合いになって、
案外疲れてしまっていたかもしれません(笑)
もちろん、これは私のケースです。
魂の片割れとされるツインレイと出会い、素晴らしい関係を築いている方もたくさんいらっしゃいます。
どちらが良い悪いという話ではありません。
ただ、「自分と似ているから幸せになれる」という前提だけではない、ということをお伝えしたかったんです。
あなたが本当に望む世界はどこ?ツインレイへの問いかけ
スピリチュアルが好きな私のような人で、将来の伴侶を探している人の中には
「ツインレイに会いたい!」と強く願っている方が多いと思います。
もちろん、その気持ちを抱くあなたを、私は全力で応援しています。
ただ、ここで一度、あなたに問いかけてみてほしいのです。
あなたの最終的な目的は、本当に「ツインレイに出会うこと」でしょうか?
ツインレイに出会わなければ、あなたは幸せになれないのでしょうか?
あなたが本当に望むことは、
「心から愛せる人に出会い、その人から愛されること」ではありませんか?
幸せに暮らしているカップル全てが、ツインレイと一緒になったわけではありません。
むしろ、世の中のほとんどの夫婦は、ツインレイという概念を知らずとも、深く愛し合い、幸せな家庭を築いています。
あなたが望む世界は、一体どこにありますか? 本当にあなたが望む世界に必要なものは、ツインレイの存在なのでしょうか?
私は、あなたが心から「この人が好きだ」と思える相手こそが、あなたの人生にとって、間違いなく「運命の人」だと信じています。
たとえ、その人がツインレイと呼ばれる存在ではなかったとしても、です。
「ツインレイ」というフィルターを外して、本当の愛を見つけよう
過去の私がそうだったように、「ツインレイ」という概念が、あなたの心を縛り付けてしまっているとしたら、
それはとてももったいないことです。
大切なのは、
- 「自分が心から好きだと思える相手」と出会うこと
- 「ありのままの自分を受け入れ、愛してくれる相手」と出会うこと
- 「一緒にいて心から安心できる、居心地の良い関係」を築くこと
ではないでしょうか。
ツインレイという「条件」に囚われすぎず、目の前に現れた「人」を、まっさらな気持ちで見てみてください。
「この人と一緒にいると、どんな気持ちになるだろう?」
「この人のどんなところが好きなんだろう?」
あなたが本当に望むのは、「ツインレイ」という肩書きではなく「愛と調和に満ちた幸せな関係性」のはずです。
自分を認め、自分を愛せるようになったあなたは、もう誰かに「魂の片割れ」として認められる必要はありません。
あなたが本当に望む世界は、あなたの心が「好き」だと感じるその先に、必ずあります。
どうか、あなたの直感を信じ、自分らしい幸せな恋愛と結婚を叶えてくださいね。
私は、そんなあなたを心から応援しています。